これは聖書にある言葉ですが、ビジネスでもこうありたいものです。
しかし、顧客のニーズにこたえることが
できたらよいのですが、現実にはなかなかそうはいきません。
実際は、顧客が飢えているのに水をやったり、渇いているのにパンをやったりしていることがあります。それどころか、
顧客がいま何に飢えているのか、渇いているのかすらわからないことがありますね。
しかし、しっかりとニーズを見極め、成功しているケースはたくさんあります。
「人間も多いが、その顔はもっと多い。一人がいくつもの顔を持っているために」
と言ったのは、ドイツの詩人リケルですが、本当にそのとおりだと思います。
旅行好きな人で絵にも興味のある人もいれば、絵が好きなグルメな人もいます。したがって、絵が好きだといっても、まったく同じニーズではないわけです。これが私たちを悩ますわけですが、逆に言えば、それだけビジネスチャンスも多いことになります。
つまり、旅行好きな人にもグルメな人にも絵を売ることが出来るのです。一人の人が複数のニーズを持っているのですから、実際のニーズの数は人間の数よりも数倍多いことになり、もっといろいろな物を供給出来るわけです。フランクリンは
「老人も若者も同じようにオモチャを持つ」と言いましたが、老人と若者の共通のニーズもあるわけで、ゴルフや
旅行などは老若男女問わずに人気があります。最近は、ゲートボールをする小学生も出てきたそうで、やがてゲートボールも老若共通のニーズになるかもしれません。
このように、まったく違う範疇にいると思える人たちも共通のニーズはあるわけで、私たちより一層柔らかな発想が必要だと
思います。
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